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タイトル:現に着物 銹雲唐草
素材:絹
技法:筒描き、錆と植物染料を合わせたオリジナルテクニック
サイズ:W106 × H148 ×D2(cm)
説明:
古着の神話、壁画、神々の柄から連想し、途切れることなく蔓をのばしていくことから「繁栄・長寿」などの意味を持った縁起のいい唐草模様が用いられています。着物が古来より日本の民族衣装として着用また継承されてきた意味と同時に、現代において着物が「古いもの」であり本来の日常品としての工芸的意味とは異なって使用されていることへの皮肉も込めて、時間の経過を窺わせる錆染めが使用されています。また、古着を染直し新たな作品へと昇華させることと、植物染料と反応して錆の色が新たに変化することも対比となっており、錆と植物染料を併用したオリジナルテクニックの使用でノスタルジックな印象を「新しいもの」として表現しています。
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